【なぜ発達障害メイド喫茶をするのか。】
「わざわざ発達障害って言わなくても良いのでは?」という疑問を持たれることがあります。
私達はお情け頂戴をしているわけではなく、しっかりと発達障害についてもっと世間に認知してほしいし、それはエンタメという楽しいジャンルだからこそ敷居を低くして、たくさんの人に伝えることができるんじゃないかって考えています
発達障害は目に見えない障害。
見えないから、わからないから、伝わらない。私の場合は"言わないと先々やっていけない状況"になって言うことにしました。
会社員の時も薬の副作用で体調が不定期に悪くなることだって、何の薬か説明しないといけないし、通院も何の病気かやっぱり聞かれるし、どうしても苦手な事やできない作業を"発達障害の特性"以外の言葉が出て来ず、やる気がないと思われてしまうこともあります。
無理やり、"普通"に帳尻合わせて生きてきたら、どんどん調子が狂ってとうとう身体にもガタが来て働けなくなった…その時に、発達障害で生きづらい人って沢山いるだろうし、そうじゃなくても生きる事は凄く大変な世の中だと思います。
そんなとき、人生を共に帆走してくれるようなずっと一緒の存在がいたら嬉しいなぁって。
恋人でも友達でもなく、広い居場所として存在しているのに、心には必ず残るような暖かな場所、そんなひとたちがいたら、孤独も癒える気がして。
私は長い間、ずっと希死念慮や孤立感を抱えて歩んできた。そんなときに、どこか心のどこかで小さな期待をしていた気がします。
"わかってくれる場所や人"がいたらいいなって。
とうとう会社員もできずに生活が苦しくなってきて、もう働けないから普通の人にもなれないって感じたとき、人生が終わりを告げた気がして…。
そんなとき、最後に死ぬ気で頑張れる事ないかなって探した。心の隅々まで。
それが【発達障害メイド喫茶スターブロッサム】
メイドとして働いた幸せな時間と
わたしが苦しい思いをしている発達障害と、併せて、理解してくれる人を増やし、自分もよき理解者となり、人生を終わらせようとする人が少しでも減るように。
少しだけでも毎日が楽しくなるように。
お帰りなさいませっていえる場所になりますように。
どんな時も人生を帆走してくれるような仲間。
そんな人になりたいし
そんな場所を作ればいいなって思いました。
今年クラウドファンディングをします。
わたしの覚悟は、子育てをしながら一人で背負うには余りにも重くて、メンバーや、ご主人様、お嬢様にもお力添えをいただけたら幸いです。
一生をかけて誰かの心に残る場所
発達障害メイド喫茶スターブロッサムを作ります。